橋梁耐荷力調査 ~試験車載荷試験、応力頻度測定~
橋梁耐荷力調査の目的
新設橋梁の耐荷性状や維持管理の基礎データ整理、とりまとめ、既設橋梁の老朽化に伴う、磨耗、劣化、腐食などによる耐荷力低下の検証および耐震補強工事や修繕工事の評価、検討を行うために調査を実施します。
点検・検査のフロー例
試験車載荷試験
計測はひずみゲージや変位計を主桁や横桁などに設置して、車載重量を調整したダンプトラックを用い、任意の位置に停車(静的載荷)させること,または走行(走行試験)させることで橋梁に外力を加え、応答値(ひずみ、たわみ)の計測を行います。
測定点数は通常数百点まで収録が可能で、事後処理により最大ひずみ(応力度)、最大変位など、分布図により断面や部材ごとの現状把握が可能です。
測定点数は通常数百点まで収録が可能で、事後処理により最大ひずみ(応力度)、最大変位など、分布図により断面や部材ごとの現状把握が可能です。
応力頻度測定
一般交通供用下の構造物各部材における応力を、そのピーク値や振幅の頻度分布としてとらえることで、構造物の耐荷力を評価します。
収録はヒストグラムレコーダーを用いて計測し、頻度解析および疲労寿命予測を行うことができます。
収録はヒストグラムレコーダーを用いて計測し、頻度解析および疲労寿命予測を行うことができます。