2016.9.12 トピックス

土木学会年次学術講演会において橋梁点検技術の発表をしました

9月7日、土木学会年次学術講演会において橋梁点検技術の発表をしました。

この度、平成28年度 土木学会全国大会(9/7~9開催、東北大学川内キャンパス)に参加し、 第71回年次学術講演会において橋梁点検技術に関する論文の発表を行いました。

部門:第5部門
論文名:Ⅴ-559 コンクリート橋の塩害損傷である錆汁と腐食ひび割れの発現順序に関する一考察
発表者:(株)北未来技研 朝倉 啓仁

要旨:橋梁点検においてプレストレストコンクリート桁に錆汁の損傷を発見し、その後の詳細 調査において錆汁箇所のPC鋼材が破断している事例が確認された。錆汁の滲出と腐食ひび割れ の発現順序について考察を加え、1984年以前に製作され、凍塩害環境下にあるPCプレテンシ ョンI桁では、早期にPC鋼材の腐食が始まる可能性があり、錆汁が発現する前の予防保全対策 が重要であることを示した。