令和6年7月31日:一般国道40号 稚内市 潮見橋補修設計外一連業務

PATENTS AND AWARDS

  • 年月日

    令和6年7月31日
  • 表彰機関

    北海道開発局
  • 表彰名

    北海道開発局 i-Con 奨励賞
  • 対象業務

    一般国道40号 稚内市 潮見橋補修設計外一連業務
  • 業務管理技術者

    小杉 勝則

概要

本業務は一般国道40号潮見橋(上り・下り)、栄光橋、更喜苫内川橋、更喜苫内橋(副道下り)の損傷調査・補修設計および過年度より協議中の下沼跨線橋について協議書の修正・再整理を行うものである。潮見橋は支承の腐食に対し塗装塗替を行う。支承に近接する情報ボックス(耐火防護)が施工の支障となるため、素地調整が可能な範囲でRd-Ⅲ塗装を行うこととし、橋体の塗装更新(約10年後)に合わせて抜本的な情報ボックスの移設を行う方針とした。また、ボルトテスタ-にてアンカ-ボルトのゆるみが無いことを確認した。栄光橋の護岸変形に対して点群データを取得し対策工立案に活用した。変状原因は河川増水時の土砂流出と排水管からの雨水による洗堀と判断し、現行基準による護岸の復旧や小口止めの設置、排水管の流末変更を行った。施工において狭隘な空間での仮締切工が課題となったため、組立式水路による河川の切り回しを提案し、CIMモデルを作成して合意形成を図った。更喜苫内川橋の翼壁部の吸出しに対し、排水施設として路面水の導水を図るための導水縁石および集水桝の設置を計画した。更喜苫内橋の断面修復には大型土のうによる作業床を提案した。