令和2年8月1日:一般国道12号 旭川市 岩見大橋補修設計外一連業務

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  • 年月日

    令和2年8月1日
  • 表彰機関

    北海道開発局
  • 表彰名

    北海道開発局優良工事等表彰 局長表彰
  • 対象業務

    一般国道12号 旭川市 岩見大橋補修設計外一連業務
  • 業務管理技術者

    小杉 勝則

概要

本業務は一般国道12号岩見大橋(下り)、旭川大橋(上り、下り)、一般国道39号境橋において過年度の橋梁点検結果を受け、橋梁現況調査及び橋梁補修設計を行うことを目的とした業務です。

本業務のうち、国道12号岩見大橋は橋長1,100mの長大橋で大型車両の通行により損傷箇所が多く交通量も多いことから、舗装切削調査にあたって舗装の損傷状況と橋梁構造特性を考慮して調査位置を抽出し、床版面などの損傷原因を明らかにするとともに現地調査にあたって交通量が多く走行速度が高い区間であることから、調査前ミーティングや安全施設の強化など安全管理を徹底して実施しました。

伸縮装置の補修設計では、冬期路面管理に用いる防滑材散布の土砂詰まりによる止水機能低下に着目し、防滑材に有利な伸縮装置を選定しました。

また、橋梁補修費用が多額となるため、単年度補修計画に加え、3ヶ年補修計画を検討して毎年の補修費用と施工方法を立案し、更に前回の補修から損傷に至るまでの期間を整理して建設後 100年の橋梁予寿命を想定した維持管理費用を試算し、今後の維持管理の目安となる資料を作成しました。これらの業務に対する取り組みが評価され受賞となりました。